現在位置:asahi.com>スポーツ>一般スポーツ>国外> 記事 ユニホーム真っ黒 北京五輪マラソンを日本代表が試走2008年04月20日19時41分 【北京=堀川貴弘、阿久津篤史】天安門広場―国家体育場の五輪コースに男女約50人が参加して同時スタートで行われ、視察を兼ねて参加した日本の代表勢は、男子の佐藤敦之(中国電力)が2時間23分50秒で6位、尾方剛(同)が2時間28分25秒で10位、女子の土佐礼子(三井住友海上)が2時間46分26秒で4位だった。 男子はセロド・バトチール(モンゴル)が2時間14分15秒で優勝。女子は陳栄(中国)が2時間30分42秒で制し、昨夏の世界選手権2位の周春秀(同)が2時間37分39秒で2位だった。 聖火リレーで頻発する妨害活動やデモを警戒し、大会組織委によると、警官8千人、ボランティアを含め数万人規模の警備態勢で臨んだ。要所には警備員を2メートルおきに配置、大きな混乱はなかった。 気温12度。冷たい雨が降り、大気の汚染がどの程度か実感するには難しい気象となった。それでも尾方は「ユニホームが黒くなった。大気汚染の影響じゃないか」と語った。 土佐や佐藤によると、5キロ付近の天壇公園内などは路面が硬く、雨で滑りやすいという。土佐は「34キロ付近のアップダウン以外は平坦(へいたん)。ひたすら我慢するレースになる」とコースの特徴を語った。佐藤と尾方は戦略的なポイントに言及。「30キロ付近の北京大、清華大の構内はそれまで広かった道が急に狭まり、カーブが多い。外国人選手はこのあたりで仕掛けそうだ」と口をそろえていた。 PR情報スポーツ
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