柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は6日、福岡国際センターで行われ、男子100キロ超級で井上康生(綜合警備保障)が優勝した。女子48キロ級で五輪3連覇を目指している谷亮子(トヨタ自動車)は決勝で山岸絵美(三井住友海上)に敗れた。
井上は準決勝で昨年の世界選手権無差別級王者、棟田康幸(警視庁)に優勢勝ち、決勝では生田秀和(綜合警備保障)に勝った。シドニー五輪男子100キロ級で金メダルを獲得したが、アテネ五輪で惨敗するなど不振が続いていた。29日の全日本選手権で北京五輪出場権獲得に挑む。