康生、五輪出場に望みつなぐＶ…全日本選抜体重別選手権

生田秀和（奥）に一本勝ちで優勝を決め、笑顔の井上康生

　◆柔道　全日本選抜体重別選手権最終日（６日、福岡国際センター）　男女計７階級を行い、男子１００キロ超級決勝は、井上康生が生田秀和に一本勝ち。この階級を初めて制した井上は、１００キロ級を含めて４度目の優勝となった。井上は１００キロ超級の最終選考会となる全日本選手権（２９日・日本武道館）に五輪出場の望みをつないだ。

　女子４８キロ級で五輪３連覇を目指す谷亮子（トヨタ自動車）は決勝で山岸絵美（三井住友海上）に敗れた。山岸は２年ぶり２度目の優勝。

　同１００キロ級は鈴木桂治（平成管財）が昨年に続き制し、９０キロ級はアテネ五輪２位の泉浩（旭化成）が初優勝した。

　女子６３キロ級は上野順恵（三井住友海上）が決勝でアテネ五輪女王の谷本歩実（コマツ）を下して３年ぶりの優勝。同５７キロ級決勝では松本薫（帝京大）が世界選手権３位の佐藤愛子（了徳寺学園職）に勝った。同５２キロ級は中村美里（三井住友海上）が制した。

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（2008年4月6日21時04分  スポーツ報知）