国内外ニュース国宝の善光寺本堂に落書き リレー辞退との関連捜査
2008年04月20日 17:35
善光寺本堂の柱に書かれた落書きを調べる長野県警の捜査員=20日午前10時23分、長野市 善光寺は、26日に行われる北京五輪聖火リレーで出発地を18日に辞退していた。長野中央署は悪質ないたずらとみて、建造物損壊などの疑いで、リレー辞退との関連や前日夜からの不審者の出入りなどを調べている。 同署などによると、落書きは本堂回廊の北側に4カ所、西側に2カ所。本堂の床から約1メートルの高さの柱や板戸に、白いスプレーのようなもので、縦長の楕円形や線の模様が書かれていた。楕円形は大小さまざまで、最大で縦80センチ、幅60センチだった。 警備担当の僧侶が19日午後11時ごろに見回った時に落書きはなく、その後も警備員が巡回していたが、不審者などには気付かなかった。過去に落書きされた例はないという。 善光寺によると、リレー辞退表明後、1日あたり約100件の支持や抗議の電話が寺に寄せられていた。
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