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110番通報 なぜ無視されたのか!?

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●山梨県警の対応に大きな疑問

 江戸川区の無職、石田佳奈子さん(19)が車内に監禁された後、行方不明になっている事件で、山梨県警の大失態が発覚した。監禁された石田さんは、助けを求めて110番したのに、捜査部門へ連絡がいかなかったのである。

 石田さんのケータイからの110番があったのは6日昼頃。「はぁはぁ」という息遣いが約20秒続いて切れた。直後に県警通信指令室がかけ直すと、石田さんが名乗り、「クルマに連れ込まれた」「どこにいるか分からない」などと話した。数分後には県警の代表番号にも電話があり、「知らない人」「打たれた」などと訴えたという。

 これだけ通報が続けば、誰だって事件だと気づく。まして、通信指令室員は現場の経験があり、周辺の地理にも精通しているプロだ。「たとえ通話が断片的でも、事件かイタズラかの判断がつく」(捜査事情通)ものだ。

 6日に県警通信指令室の担当だった4人は、翌7日の午前7時頃まで石田さんに数十回電話したがつながらなかった。当直を終え、午前8時30分に地域課長に引き継ぎ、さらに上司の生活安全部長に書類では報告したが、結局、捜査部門には連絡がなかった。考えられない話だ。警察出身のジャーナリスト黒木昭雄氏はこう言う。

「上司は引き継ぎの際に、『110番受理簿』を精査します。『処理結果』欄が“捜査部門に連絡せず”になっていれば、理由を聞いたり連絡を指示するものです。それすらされていないのは、上司たちも受理簿をロクに見ていない可能性があります」

 県警が初めて事件を知るのは7日午後。前日に事件を把握していた警視庁から連絡を受けてのことだ。

 石田さんのブーツなどが見つかった現場は山梨県甲州市だが、実際に捜索しているのは警視庁。土地勘がある山梨県警は捜索に加わっておらず、交通整理ぐらいしかやっていない。捜査のナワ張りなのだろうが、山梨県警にも頑張ってもらわないと困る。

【2008年4月17日掲載】



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