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中国:武漢で再び反仏抗議行動 スーパーに若者ら200人

 中国湖北省武漢市で20日、パリでの北京五輪聖火リレー妨害などへの反発から、フランスに対する抗議活動が前日に続いて起きた。同市にあるフランス系スーパー、カルフール前で、大学生とみられる若者を中心に約200人が抗議に集まったが、すぐに公安当局に排除された。

 抗議活動は、カルフールの入り口付近にある広場で、午前10時(日本時間同11時)ごろに起きた。中国国旗を手にした若者らが広場に集合、買い物客ら数百人が周囲を取り囲む形となった。

 公安当局の約100人が店内などから出てきて、すぐに若者らを排除。「大学に戻るように」などと呼びかけ、抗議の横断幕を没収したほか、一部の若者をバスなどに乗せて別の場所へ移動した。

 カルフールは当時、通常通りに営業していた。抗議活動が起きた後も、公安が入り口付近を引き続き警戒しながら営業を続けた。

 武漢では19日にも、大学生ら約2千人が「五輪を応援し、祖国を愛す」などと書いた赤い横断幕や中国国旗を掲げながらカルフールまでデモ行進。抗議は同日夜まで続き、若者ら300人以上がシュプレヒコールを叫んだ。(武漢共同)

毎日新聞 2008年4月20日 16時13分

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