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【鉄道ファン必見】500系新幹線「こだま」に転用 東海道ラストランも秒読み (3/3ページ)
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ファンには寂しい限りだが、JR西は「世界最速として登場した500系だが、速さだけではなく新幹線全体のシステム発展に貢献してきたと考えている。今後は500系については指定席の2列+2列シートの導入や喫煙ルームの設置など快適性を追求していきたい。役割を変えて山陽新幹線を代表する車両になってほしい」(東京広報室)と気持ちを新たにしている。
「こだま」用の500系は自由席7両+指定席1両の8両編成。汚れが目立つ客室側パネルの化粧シートを取り換え、乗降口音声装置や座席滑り止めを設置してバリアフリー化を推進。全席禁煙としたうえで強制排煙装置と脱臭効果のある光触媒機能を備えた喫煙ルームを新設した。
普通車指定席となる6号車には、従来のグリーン車を充当したため、2列+2列シートをそのまま採用しており、乗り心地は格段に向上しそうだ。
16両編成のまま残す4編成は、予備も含めて引き続き東京−博多間を結ぶ1日2往復の「のぞみ」に使用される。しかし、今後もN700系の増備は計画されており、車両運用上、東海道区間から姿を消すのは秒読みとなっている。