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【鉄道ファン必見】500系新幹線「こだま」に転用 東海道ラストランも秒読み (1/3ページ)

2008.4.20 11:58
このニュースのトピックス鉄道マニア
16輌編成から8両編成になった500系新幹線(右)。左は16両編成の500系=JR西日本博多総合車両所(山下香撮影)16輌編成から8両編成になった500系新幹線(右)。左は16両編成の500系=JR西日本博多総合車両所(山下香撮影)

 ジェット戦闘機のような容姿から東海道・山陽区間を走る新幹線の中でも絶大な人気を誇る500系新幹線。営業最高時速300キロを達成し、停車駅の少ない最速の「のぞみ」として活躍してきた。ギネスブックにも載った韋駄天(いだてん)だが、今年12月から山陽区間だけを走る各駅停車の「こだま」での運用が中心となる。500系を所有するJR西日本は車両のリニューアルを進め、「スピードから快適性に役割を変え、山陽新幹線を代表する車両になってもらいたい」としている。

 ■マニア愛してやまず…

 500系は平成9年3月に新大阪−博多間でデビュー、同年11月に東海道区間に乗り入れ、東京ー博多間を4時間49分で結んだ。「(カーブを通過する際に減速幅が少ない)車体傾斜システムはないけれど、スペックや能力はまだまだ最新のものと変わらない」とJR西の関係者は話す。

 16両編成の全車両がそれぞれモーターを搭載し、設計最高時速は320キロ。フクロウの羽を参考にした翼型パンタグラフや、セミアクティブサスペンションを初めて導入し、騒音や揺れの軽減に努めた。

 「円筒形の車内は狭くて圧迫感がある」などと「居住性に難あり」との指摘もあったが、熱烈なファンは「個人的にはそうは思わない。グリーン席の背もたれにある枕部分のクッションなどはなんとも気持ちがいい」(30代男性)と擁護する。

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16輌編成から8両編成になった500系新幹線(右)。左は16両編成の500系=JR西日本博多総合車両所(山下香撮影)
デビュー前に行われた500系新幹線の一般試乗会に大勢の鉄道ファンが集まった=平成9年3月9日、JR新大阪駅
デビュー前に一般公開されたJR西日本の新幹線「500系のぞみ」。新型車両を一目見ようと大勢の鉄道ファンが詰め掛けた=JR博多駅
富士川の鉄橋を渡る500系新幹線=静岡県富士川町(芹沢伸生撮影)
ずらり並んだ(手前から)100系、500系、N700系、300系=JR西日本博多総合運転所(山下香撮影)
高速鉄道国際会議のデモンストレーションで並んだ500系(中)と300系(奥)=平成9年3月13日
平成9年3月22日にデビューした500系新幹線
平成9年3月22日にデビューした500系新幹線
平成9年3月22日にデビューした500系新幹線
初めて東京に乗り入れる500系新幹線「のぞみ6号」の出発式を行う関係者=平成9年11月29日(山下香撮影)
東京駅に初入線した500系新幹線
走行中の事故で先頭車両に大きな穴があいた500系新幹線の痛々しい姿=平成16年2月9日、JR新大阪駅(渡辺大輔撮影)
先頭部分に穴が開いた状態で京都駅を出発する500系新幹線の痛々しい姿=平成16年2月9日、本社ヘリから(川村寧撮影)
8両編成に改造した500系の6号車の車内。グリーン車を改造した2列+2列シート(JR西日本提供)
乗務員扉の「V3」が8両編成の500系を示している。ホームにある「8号車」乗車口の先には車両がなく短い編成になったことが分かる(JR西日本提供)
500系新幹線(JR西日本提供)
500系新幹線(JR西日本提供)
500系新幹線(JR西日本提供)
500系新幹線(JR西日本提供)
500系新幹線(JR西日本提供)
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