2008年04月18日

パーティーの秘密

 三島由紀夫という人(って言い方もないですが)が、
「パーティーの秘密」という一文を書いている。
 非常に含蓄の深い文章だ。
 手許にないので私の記憶で要約すると、
「あるパーティーで会った相手に、別のパーティーで『あ、こないだはどうも』と言ってはいけない」という話だ。
 要は、いろんな会合があるんだから、その都度、集まる人も違うんだから、別のパーティーで知人に会っても知らない顔しているのが大人のマナー、と──そういうことだ。
 しかし、そんなことは、三島由紀夫氏には大事なマナーかもしれないが、普通そんな、パーティーずくしではあるまい?
 それなりにパーティー呼ばれするこの私でも、年に、6回か?
 そんなにもないか。

 昨夜、神楽坂で大きなパーティーがあった。
 拙著『クリムゾン・ルーム』の出版記念会だった。
 てへへ。

 三島由紀夫アドバイスどころではない。
 ソフト業界出版業界水商売業界弁護士業界ヤクザ業界宗教業界……すさまじく、素晴らしい会だった。

 パーティーというのは、その夜だけで終わるのではない。
 エージェントとのやりとり。
 まずご出席いただいた人の確認。
 いただいたお花や、電報や、ご祝儀や、プレゼントや……。
 紹介するべきだった人々や、もっとお話しするべきだった人々……。

 結婚披露宴と同じ──
 ──出版記念会など、なんてワガママな会だろう!

 ありがとうございました。

 ともかく!
 臨席された全ての人が、これまでお世話になった人々であるわけで!

 この歳になって、こんな会を催していただけるというのも、つくづく運のいい者だな、自分は──と思う次第です。

 パーティー話、つづく。

*二次会に先回りしていた
 馬渕明広さん(ロックンローラー)とお連れ様の美女
 ロドさん(メキシコの麻薬密売人)
 マユトロさん(陶芸家)とお連れ様のアーチスト美女お二人

 このあたりは、人生のニガリでして、

*あとから来てくれた
 岡崎香さん(有名ライター・中学校高校と同級生)
 大原広軌さん(有名ライター・寅さんに似ている)

 このあたりも、濃い人々で。

 あ、とにかく、続く。

 でもとにかく、いくえみ綾先生の周囲は常に人垣でした!

 みなさま、ありがとうございます。
posted by TAKAGISM at 13:38| Comment(0) | 事件
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