北京オリンピックの聖火リレーの出発地を辞退した長野市の善光寺で20日朝、国宝の本堂にスプレーのようなもので落書きされているのが見つかり、警察は器物損壊などの疑いで調べている。
善光寺の職員が20日午前5時40分ごろ、本堂の柱などに落書きがしてあるのを見つけ、警察に通報した。落書きは本堂の柱や扉に、北側に4か所、西側に2か所あり、白いスプレーのようなもので楕円(だえん)模様などが描かれていた。
善光寺の境内は24時間、誰でも出入りでき、寺の職員が19日午後11時ごろに見回った時は異常はなかったという。
18日に聖火リレーの出発地の辞退をした善光寺には、19日だけで、賛否あわせて100件以上ので電話がかかってきたという。
(04/20 12:06)