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国宝・善光寺本堂、6カ所に落書き 白いスプレーで

2008年04月20日11時52分

 20日午前5時40分ごろ、長野市長野元善町の国宝・善光寺本堂で計6カ所に落書きがあるのを同寺の事務局職員が見つけ、長野中央署に通報した。落書きは白いスプレーが吹き付けられ、楕円(だえん)や直線が描かれていた。同寺は18日、北京五輪聖火リレーの出発地点を辞退している。同署は関連性の有無を含め、建造物損壊容疑などで調べている。

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本堂裏の扉で見つかった落書き=長野市の善光寺

 同署の調べでは、落書きは本堂の北側4カ所、西側2カ所にあった。西側で確認された楕円は横60センチ、縦80センチほど。北側の扉には幅5センチ、長さ約1.5メートルの直線が見つかった。

 同署によると、職員が19日午後3時に本堂を見回った時点では、落書きは確認されなかったという。本堂周辺は同日夜、大勢の花見客でにぎわっていた。同署は、落書きに特定のメッセージ性が推測できないことから愉快犯の可能性もあるとみている。

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