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「慰安婦」決議の早期可決求める フィリピンで支援団体

2008年04月19日19時57分

 太平洋戦争時の性暴力被害者らを支援する日本やフィリピン、インドネシア、オランダなどの団体の代表者約20人が19日、マニラ首都圏ケソン市で記者会見し、フィリピン下院で審議中の「従軍慰安婦」問題に関する決議案の速やかな可決を求めた。また、日本政府が議員らに決議阻止の働きかけをしていると批判した。

 決議案は慰安婦問題について日本政府の公式な謝罪と補償を求めるよう比政府に促すもの。3月11日に下院外交委員会で可決されたが、出席者が定足数を満たしていなかったとして再度、委員会採決が行われる見通し。

 日本側は、議員らへの接触を認めたうえで「日本政府の立場を説明した。同様の決議をした他国でも同じことをした」としている。(マニラ)

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