英文読解力を伸ばす6つのコツ
2008.04.19
日本語に訳すのを恐れない
飛ばし読みしない
推論読みしない
単語の数より大切なもの――頻出語を深く知る
教材選びで脳を活性化――理解できるもの、興味深いものに厳選する
IT時代の正しい読み方――印刷して読む
【参考】
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2008年 4/23号 [雑誌] 阪急コミュニケーションズ 2008-04-16 by G-Tools |
経験的に、これは「正しい」と思います。特に第一パラグラフを読むときの、私の基本姿勢はこうでした。
第一段落の内容をつかめていないと、その後読んでいてもどうもしっくりこないものです。特にこれは、試験中のように、短時間で意味内容を把握しなければならない時に、注意したいことです。
試験中というのは、よほど自信がない限り、心理的には焦っていて、なるべく速く読もうとします。はじめは時間もたっぷりあるようですが、読む分量もたっぷりあるため、つい長文などはさっと目を通そうとします。
この「さっと」が非常にくせ者で、冒頭を「さっと」読み進めていくと、どこまで行っても背景も文脈も、どうもよく分かりません。そうして時間をムダにするうちに、本当にパニックになっていきます。
そういう苦い経験を何度か経てから、私は特に「短時間で読み切る」ために、上記のような姿勢を貫くことにしています。特に第一段落は、じっくり読み、必要に応じて日本語に訳し、平均して他の場所の二倍近い時間をかけます。
そうすると、後のところは「推論」でもけっこうスムーズに読めるものです。
また、単語数より大切なものとして、「深い理解」があげられていますが、具体的にこれを実践するには、「読む英文の分野」を絞ることだと思います。同じ内容を、別の言い回しで言っていたりされると、「深い理解」がもたらされやすくなります。
最後の項目は、PCの画面で読むより、紙に出した方が読みやすいというだけの話です。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.04.19 14:45
あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。