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チベット問題聞く耳なし、中国外相激しい批判に終始

4月19日1時36分配信 読売新聞


 来日中の楊潔チ(ようけつち)中国外相は18日、福田首相や与野党幹部らとの一連の会談で、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世側への激しい批判を繰り返し、日本側の対話呼びかけにはほとんど耳を貸さなかった。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
 楊外相は民主党の小沢代表らとの会談で、「人権問題で中国は批判を受けているが、人権問題を起こしているのはダライ・ラマ側だ。中国国民の命や人権を守るため、治安を強化する必要がある」と強調。自民党の伊吹幹事長との会談では、「西側メディアは、明らかに(中国政府に不利なことを)選んで報道している」と、報道にも批判の矛先を向けた。

 楊外相は17日の日中外相会談で、「アジアで中国に何か言っているのは、日本だけだ」とも述べており、自民党内では「胡錦濤国家主席来日の地ならしで来日したはずだが、逆効果だ」と反発する声も出ている。

最終更新:4月19日1時36分

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