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手こぎ舟で太平洋横断へ、66歳男性・2度目の挑戦

 静岡市の金属加工業立尾征男さん(66)が櫓を使った手こぎ舟で、和歌山県新宮市の三輪崎漁港を21日に出発、太平洋を横断し、米西海岸を目指す。

 4年前にも挑戦し、暴風雨に遭い漂流。再挑戦に「恐怖心はない」と意気込んでいるが、当時、第1管区海上保安本部(小樽)などの捜索で救助されており、串本海上保安署は「安全上やめてほしい」と困惑している。

 ヨットを改造した全長7メートルの舟は櫓をこぐ力だけで進み、時速は約4.5キロ。強い波でも海水が入らないよう密閉型にするなど、4年間かけて改良を重ねたといい、百数十日かけて太平洋を横断する。

 立尾さんは2001年にヨットでの単独無寄港世界一周に成功。04年5月、手こぎ舟で岩手県を出港し太平洋横断の途中、無線機が海水に漬かって使えなくなり、遭難信号を発信、2日後に救助された。〔共同〕(00:05)

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