福岡放送局

2008年4月19日 19時15分更新

富山からチューリップ400本

およそ600本ものチューリップの花が切り落とされた福岡市の大濠公園に富山県の農業組合からチューリップ400本が贈られました。

チューリップを贈ったのはチューリップの産地、富山県の花き球根農業組合です。
福岡市中央区の大濠公園で、今月はじめおよそ600本のチューリップが刃物のようなもので切り落とされたことを聞き、咲き始めたばかりのチューリップなど400本を贈りました。
19日はチューリップを育ててきたボランティアや幼稚園児など、あわせて70人が大濠公園に集まり、シャベルを手に、贈られたチューリップを花壇に植えました。参加した人たちは春らしい日ざしを浴び心地よい風に吹かれながら赤や黄色のチューリップを丁寧に植えていきました。
自分の植えたチューリップを切られた男性は「大切に育ててきた花を切られてショックだったが富山の方々がチューリップを贈ってくれて本当に感謝しています。
大切に育てます」と話していました参加した人たちは、感謝のメッセージを書いて富山に送ることにしています。
植えたチューリップは週明けには見ごろを迎えるということです。