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「ドン引き」小中高生の4割使用、「ら抜き」も定着―日本語ヤバい?

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「ドン引き」という言葉を小中高生の4割が使用、「ら抜き言葉」もほぼ定着――。
教育出版の旺文社は、17日、昨年11月から12月にかけて、全国の小中高生を対象に実施した「ことばに関するアンケート」の結果を発表した。




今回のアンケートの結果で、「言いたいことが伝われば、きれいな日本語を話さなくてもよい」とした人は20%、02年の前回調査から15ポイント減り、きれいな言葉使いを好ましいとする傾向がみられた。

半面、約4割が「ドン引き」という若者言葉を使用。また、68%が「来れます」という表現を「正しい」と認識するなど、「ら抜き言葉」が定着している実態も明らかになった。
「先生もこの本をお読みしますか?」という誤った敬語表現を、正しいと回答した人も49%に上った。

個人的な感想では、「ドン引き」は、TPOをわきまえて使う分には、歯切れよくライブ感のあるセンテンスで、まぁよいのではないかと思う。美しい日本語かどうか、という点は、まぁこの際横においておくとして。

しかし話者の年齢に関係なく、最近やたら耳にする「ヤバい」の乱用のほうが、よっぽど耳障りなのは私だけだろうか。
美しい写真に「ヤバーい、まじキレイ!」、お菓子を頬張って「ヤバーうまくね?」、もともとの「まずい」の意味で「時間ヤバいっすか?」などなど……。
“これヤバくね? 便利すぎね? もう1日中「ヤバい」のひとことだけで暮らせるんじゃね?”なんて、つられて思ってしまうくらい、よく聞く。しかもけっこう年配の人が言うのも、ちらほら耳にする。

言葉は生き物である。四角四面に美しく正しい言葉ばかり話していたら、それは確かに面白くないし、活き活きとした会話は望めない。流行りの言葉というのは、その時代の雰囲気と世相をよく写しだしているし、「言い得て妙」だとたくさんの人が思い、求められているからこそ、流行るのである。
しかし、会社などのオフィシャルな場面や年上の人と話すときなど、真面目にしなくてはいけない場面でも、きちんとした美しい日本語で話すことができなかったり、敬語をまったく知らないというのは、それはまずい。若者言葉や流行り言葉は、普段使うのはいいが、正しい日本語と使い分けてこそ、生きるのだと思う。

多分、「ヤバい」とか「ドン引き」とか、そんな言葉しか使えなくなったら、それが「ヤバ」くて「ドン引き」なのだ。

(編集部 上芝まいこ)

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