“路上着陸”で負傷者搬送
“路上着陸”で負傷者搬送 06/28 18:03

きょう午前、佐賀県基山町の九州自動車道上り線で、普通乗用車が横転し乗っていた男女2人がけがをしました。

このうち1人を搬送するため、ドクターヘリが初めて高速道路上で離着陸しました。

きょう午前11時20分ごろ、佐賀県基山町小倉の九州自動車道上り線93.1キロポスト付近で、普通乗用車が横転しました。

この事故で、普通乗用車に乗っていた男女2人が負傷し、久留米大学病院のドクターヘリが、現場付近の高速道路上に着陸して、女性を病院に搬送しました。

ドクターヘリが高速道路上に着陸したのは、2002年4月の本格運用以来初めてです。

また、男性も救急車で近くの病院に運ばれ、2人とも命に別状はないということです。

医療機器を配備し、救急専門の医師や看護師が搭乗するドクターヘリは、福岡県、佐賀県の全域と大分県の一部で運航されていて、昨年度は、1年間で306回運航されています。