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高山彦九郎をしのぶ「墓前祭」 |
06/27 17:30 |
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江戸時代末期の勤皇の思想家・高山彦九郎の命日にあたるきょう、墓がある福岡県久留米市の寺で、墓前祭が開かれました。
久留米市寺町の遍照院では、午前11時から高山彦九郎の墓前祭、「仲縄忌(ちゅうじょうき)」が開かれました。
現在の群馬県太田市に生まれた高山彦九郎は、全国各地を旅しながら勤皇思想を説いて回り、幕末の志士たちに強い影響を与えました。
林子平や蒲生君平とともに、当時の進んだ思想家「寛政の三奇人」の1人に数えられています。
しかし、江戸幕府の厳しい監視を受け、1793年のきょう、久留米の知人の家で、「朽ち果てし身は土となり墓なくも心は国を守らんものを」の句を残して46歳で自害しました。
墓前祭に参列した人たちは、茶や詩吟などを奉納して彦九郎をしのんでいました。
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