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スクランブル:300回超…対ロシア増え14年ぶり

 防衛省統合幕僚監部は18日、領空に接近した他国籍機に対する航空自衛隊の戦闘機の緊急発進(スクランブル)が、07年度は307回(06年度239回)に達し、14年ぶりに300回を超えたと発表した。

 内訳はロシアが06年度比約29%増で253回(同196回)と最も多かった。中国は43回(同22回)、台湾3回(同8回)などだった。中国機に対するスクランブルは05年度が過去最高で107回で、06年度は約8割減ったが、07年度は約2倍に増えた。

 東西冷戦末期に800~900回だったスクランブルは、ソ連崩壊後は100~200回に激減した。しかしロシア軍は昨夏ごろから、15年ぶりに遠方への軍事警戒飛行を再開。今年2月、戦略爆撃機が西太平洋で米空母上を低空飛行、1機が約2年ぶりに日本領空を侵犯し、外務省が抗議している。【本多健】

毎日新聞 2008年4月18日 19時08分(最終更新 4月18日 20時58分)

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