湿地に飛来する野鳥の姿
湿地に飛来する野鳥の姿 04/18 12:01

福岡市の人工島に残っている湿地に飛んでくる貴重な渡り鳥の写真展が、福岡市で開かれています。

福岡市のアクロス福岡には、アイランドシティに飛来する渡り鳥の写真、およそ50点が展示されています。

冬を越すために南下し、アイランドシティの湿地で羽を休める渡り鳥は、毎年100種類以上に達します。

絶滅危惧種のクロツラヘラサギは、日本を訪れるおよそ200羽のうち、70羽程度が人工島に飛来します。

こちらも絶滅危惧種の渡り鳥、ツクシガモです。

工事中のアイランドシティにはまだ湿地が残っていて、これら希少な鳥たちの国内最大級の越冬地となっています。

主催者は、「工事が進むと、越冬地が消える。多くの鳥が飛んで来ていることをまず知ってほしい」と話しています。

この写真展は20日まで開かれています。