中国副主席、聖火リレー万全の警備を
中国の習近平 国家副主席は、26日に長野市で行われる聖火リレーについて、日本側に万全の警備を要請しました。
これは18日、北京を訪れている村山富市元首相らと会談した中で述べたものです。
会談で習副主席は、長野市での聖火リレーについて、「日本側の力強い協力によって、必ず成功するものと信じている」と述べ、万全の警備を促しました。
そして、「チベット問題はあくまでも中国の内政問題だ」とした上で、「中国にはオリンピックを立派に主催する能力も自信もある」と強調しました。
胡錦濤 国家主席が来月6日から5日間、日本を訪問することから、中国指導部としてはチベット問題が日中関係に与える影響に、神経を尖らせているものとみられます。(18日20:03)