厚生労働省は今年度から「子どもの心の診療拠点病院」の整備に着手する。各都道府県で拠点病院を中核とした各医療機関や保健福祉機関などとの連携体制を構築。また、医師や児童相談所の職員といった関係者向けの研修を実施するなど、子どもの心の問題に対応できる人材育成も図る。国はこれらの取り組みに必要な費用の一部を補助する。 【関連記事】 同省は都道府県からの事業計画書を踏まえて地域を選定。当初は3年間のモデル事業として実施する。
医師のための児童虐待相談を開始/東京都
虐待防止へ関係者が集結
併せて同省は、東京都世田谷区の国立成育医療センターを中央拠点病院として整備し、都道府県の拠点病院に対する技術的支援などを行う。
同省によると、子どもの心の診療に専門的に携わる医師は全国でも70人弱と少ない。引きこもりや児童虐待が深刻化する現状を踏まえ、連携体制の構築と人材育成の両面を支援することにした。
更新:2008/04/18 16:51 キャリアブレイン
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08/01/25配信
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医師の山田規畝子さんは、脳卒中に伴う高次脳機能障害により外科医としての道を絶たれました。しかし医師として[自分にしかできない仕事]も見えてきたようです。