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【社会】

福岡市職員また飲酒事故 06年の3児死亡以降、3件目

2008年4月18日 18時26分

 福岡市は18日、中央区総務部納税課の森下久敏主査(59)が16日夜、ミニバイクを飲酒運転し、歩行者にけがをさせる事故を起こしていたと発表した。幼いきょうだい3人が犠牲となった2006年8月の飲酒運転事故後、市職員による飲酒運転事故は3件目で、市は森下主査を懲戒免職処分にする方針。

 吉田宏市長は記者会見し、相次ぐ不祥事に「誠に痛恨の極みで、申し訳なく思っています」と謝罪した。福岡市は15日に、飲酒などの問題を抱える職員を組織的にサポートすることを盛り込んだ再発防止策を発表したばかりだった。

 市によると、森下主査は16日夜、福岡市中心部の居酒屋でビール中瓶2本を飲酒した後、自宅に最寄りの鉄道の駅からミニバイクを運転。午後10時半ごろ、福岡市南区若久の県道を走行中、横断歩道を渡っていた男性(63)にぶつかり、肩や腰に打撲のけがをさせた。

(共同)

 

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