文化大革命を世界に輸出
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この人、台湾系日本人という出自で華僑の動向に詳しいんだが、あまり頻繁にブログを更新しないわけだ。しかも、病気でしばらく休んでいたらしい。今は元気になってようで何よりなんだが、例の、世界各地で行われている官製デモの件について、貴重な証言です。
先週のこと、「オタワの国会議事堂前で、チベット事件の不実報道に抗議し、北京オリンピックの成功を支持する集会に参加しませんか?」というメールが送り付けられてきたというのです。
メールには、オタワ、モントリオール、トロント各市での集合場所と集合時間がかかれており、それぞれの参加(動員)人数も既に決められていました。
そして、「参加、不参加にかかわらず返信」と付け加えられていました。
メールを送られた人がどうやってアドレスを入手したのかと聞くと、「華僑總會からリストを入手」したというんだが、
断ってもしつこく勧誘してくるそうで、かなり困ったらしい。で、
後日彼がその集会参加者から聞いた話では、国会議事堂前の広場には、集会参加者に紛れて「大使館内で顔を見たことのある人物」が録影機(ビデオカメラ)で周囲を撮影していたとのことでした。
これは中共政府による在外華人に対する『踏み絵』にほかなりません!
メーリングリストから特定個人が中共支持の集会に参加するか否かを篩い分け、さらに集会の現場でもシュプレヒコールに大声で呼応したかどうかを映像にとって検証する…
実に恐るべき「思想の強制」です。
これ、共産主義国特有のやり方で、よく北朝鮮で偉い人が死んだとか言って、町でみんなが泣いたりしている映像があったりするんだが、ああいうのは「どこかで見ている人がいる」わけだ。見ている人がいるから、わざわざ泣いたり騒いだりするわけで、ちゃんと泣かないと「忠誠心が足りない」と批判される。監視されているのを承知で動くから、それゆえに行動がエスカレートするのも特徴的で、先頭に立ってせっせと煽らないと「消極的だ」と非難される。結果、どういう事になるかというと、中学生が寄ってたかって校長を集団リンチで殺した文化大革命みたいになるわけだな。
そうして考えてみるとハッキリするんだが、中国政府は
文化大革命を世界に輸出しようとしているわけだ。国に残した家族を人質にされ、どっかから監視されている留学生を使って、世界中で騒乱事件を起こそうとしているのは間違いないわけで、自分の国ならともかく、他人さまの国でそういう事をやったらどうなるのかというと、そういやインドネシアでもマレー半島でも華僑の追い出し騒動というのがあったわけで、中国人というヤツぁ、昔っからおんなじ事をやって世界の嫌われ者になっているわけだ。それが改めて世界に知れ渡っただけでも、今回の騒動の意義ってぇのがあったというモノだな。
南米でも相当嫌われてました
チン・チョン・チャン
この言葉、現地に行った人ならば誤解含めて良く解るはず
厨房程度がつけあがる、良くない理屈ではありマスが・・・
特アの概念には日本も含まれているというのが、世界の実情。
何とかせねばならんわ、本当に。
投稿 通りすがり | 2008/04/18 17:07
ブラジルでは日本ブランドが欧米よりもランクが高かったような。移住した方々の努力の表れでしょうね。
投稿 tk | 2008/04/18 18:07