バングラデシュ軍、兵士の食事をジャガイモに

2008年 04月 18日 15:47 JST
 
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 [ダッカ 17日 ロイター] バングラデシュ軍はコメと小麦の価格高騰による影響を抑えるため、兵士にジャガイモを食べるよう命じた。人口1億4000万人を抱えるバングラデシュでは、ジャガイモを主食とする習慣はないが、軍当局では豊富にあって安価に入手できるジャガイモを中心とした食生活に変えるよう兵士に求めている。

 コメや小麦、食用油や豆類の価格が世界的に高騰している上、同国では昨年の大洪水やサイクロンの影響で約300万トンの穀物が被害を受け、飢饉(ききん)の懸念も広がりつつある。

 関係者によると、陸軍兵士の食事は階級にかかわらず、1人当たり1日125グラムのジャガイモを使う献立になっているという。

 
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