医学部志望の高校生を対象とした「スーパー医進セミナー」が天童市小路1の県青年の家で開かれた。医者を夢見る約90人は、講師の小林英司自治医大教授(52)の最先端医療研究の話に聴き入った。
セミナーは県教育庁と県健康福祉部が07年から共同で取り組み2回目。医師確保のため県で取り組んでいる重要事業の一環として始まった。小林教授は、専門の移植医療の進歩について自らの研究を交えて話した。
高校1年の時から医学部を目指してきたという山形東高の井場明日香さん(17)は「話を聞き医者を志す気持ちが強くなった」と話していた。【浅妻博之】
毎日新聞 2008年4月17日 地方版