聖火ランナーを守るために聖火リレーが行われる国に中国が派遣している「聖火防衛隊」ですが、中国の外務省は、日本などに対し、「防衛隊」の派遣の必要性について改めて理解を求めました。
中国外務省の姜瑜報道官は、17日の定例会見で、「聖火の伴走者は国際オリンピック委員会から100%の認可を得ている」と述べて、「聖火防衛隊」派遣の正当性を強調しました。
その上で、報道官は「自らの体で聖火を守る彼らの精神は称賛されるべきだ」として、受け入れない考えを示している日本などに改めて理解と協力を求めました。
「我が国は極めてきちんとした法治国家でありますので、他国の警察等の力を借りなければならないという治安状態にはないと思っております」(町村信孝 官房長官)
一方、町村官房長官は17日の会見で、このように述べ、26日に長野市で行われる聖火リレーで、中国の警護要員を受け入れることに否定的な考えを示しました。(18日04:24)