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ファンドマネジャーはキャッシュ比率削減、ドルは過小評価との見方=メリル4月調査

2008年 04月 17日 12:23 JST
 

 メリルリンチによると、リスクの改善にもかかわらず、ファンドマネジャーは依然として、世界経済と企業業績の伸びについては芳しくないとの見方にある。

 バウアーズ氏は、「依然として心配すべきことが多い。スタグフレーション的な環境下にあるとの懸念が見受けられる」と述べた。

 今回の調査では、為替レートがファンダメンタルズからかい離しているとの見方が広がりつつあることが示された。

 前週に開催された7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で表明された通貨の急速な変動への懸念を、ファンドマネジャーも共有している。

 調査によると、4月はファンドマネジャーの61%が、ドルはアンダーバリューの状態にあると回答。3月の59%、2月の53%、1月の51%から増加した。

 ユーロがオーバーバリューとの回答は74%。3月の71%、2月の68%、1月の61%から増加している。

 バウアーズ氏は、「ファンドマネジャーにとって、為替は大きな問題になりつつある」と述べた。

 今後の見通しについては、ユーロが向こう1年間で下落するとともに、ドルと円は上昇するとの見方が強まっている。