日立製作所は4月16日、クライアントブレードの新機種「FLORA bd100」を発売した。ユーザーの利用状況に合わせて省電力機能を利用できるソフトウェア「SAVINGDA Pro」も併せて販売を開始した。いずれも5月23日に出荷する。
FLORA bd100は、クライアントPCの機能をブレードに集め、データセンターで統合管理できるブレード。Core 2 Duoプロセッサを搭載し、1台当たり最大14枚のクライアントモジュールを収納できる。メモリの容量は最大2Gバイトまで選択可能。
SAVINGDA Proは、コンピュータの電源管理や省電力効果の可視化ができるソフトウェア。電源投入やHDDの修復といった工程を業務開始前に完了させたり、業務外での稼働を自動で休止したりできる。
FLORA bd100、SAVINGDA Proおよび、シンクライアント端末「FLORA Se330」と組み合わせて利用すると、一般的なデスクトップPCと比べて最大65%の電力を削減できるという。
価格はFLORA bd100が12万3900円から、SAVINGDA Proは5250円。
関連記事
日立情報、衛星回線と仮想化による行政システムを小笠原村に導入
日立情報システムズは、衛星回線と仮想化技術を組み合わせた総合行政システム「e-ADWORLD」を小笠原村に導入したと発表した。2年を経て実現、日立が変わるBladeSymphony
事業所間の製品を統合する新たな「日立ブランド」が生まれた。統合サービスプラットフォーム BladeSymphonyは、オープン化によって複雑化するシステム統合問題に対し、自社製品統合化で真価を見せる。- 国内主要SI事業者6社、「非機能要求グレード検討会」を発足
- 「グローバルへの意識」「プロの自覚を」――新年度がスタート、IT企業社長の意気込み
- NECと日立、OSSのミドルウェア/Linux環境を共同開発
関連リンク
Copyright© 2008 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
新着記事
- IT経営はなぜ失敗するのか? ――SAM World 2008基調講演から(4/18 09:15)
- 「ドッグフード」もミッション、マイクロソフトIT部門の仕事とは?(4/18 09:00)
- CA、セキュリティソフトのActiveXの脆弱性に対処(4/18 08:49)
- Linden LabやP&Gも活用:エンタープライズ2.0は縦割り組織を変革するエンジンに(4/18 08:45)
- ITmediaエンタープライズの歩き方:最新のIT導入事例紹介サイト「事例サーチ」がオープンしました(4/18 08:44)