(08/04/16)
商品指数、来年11月上場へ
=分散投資先を提供―東工取=
東京工業品取引所は16日、金や原油、ガソリンなど上場9品目の値動きを総合的に示す商品指数(TOCOM指数)を対象にした先物取引を、2009年11月にも開始すると発表した。年金基金などの分散投資先として商品先物市場に注目が集まる中、国内外の資金を呼び込むのが狙い。
商品指数は株式や債券と異なる動きをすることが多く、機関投資家などの資産運用リスクを軽減させることができる。複数の商品で構成されているため、単独商品が激しい値動きをしても、価格変動リスクを回避することが可能になる。
TOCOM指数は06年7月から東工取が毎日公表しており、来年5月の新取引システム稼働に合わせ、上場準備を進めてきた。(了)
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