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04/17-14:29--「ドレミの街」売却 岡山駅前第一ビルの所有分 デオデオが購入

 岡山駅前の商業施設「ドレミの街」(岡山市駅前町1丁目)を管理する岡山駅前第一ビル(同所)が、所有する土地と建物のすべてを家電量販店のデオデオ(広島県)に売却していたことが分かった。  敷地面積は4371平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の複合構造で地下2階地上7階建て、延べ床面積は3万3059平方メートル。  岡山駅前第一ビルが所有する敷地の90%、建物の95%について3月19日、デオデオと売買契約を締結。同28日に所有権を移転し、地元複数の地権者が所有する1階西部分を除く44のテナントとの賃貸契約も同じ条件で引き継いだ。  入居テナントの撤退などはなく、従来通り営業継続する模様。購入額と活用方法についてデオデオは「ノーコメント」としている。  岡山駅前地区第一種市街地再開発事業で建設された「ドレミの街」は、1978年11月開業。05年11月に核テナントのダイエー岡山店が撤退したが、06年には食品スーパー「ハピーズ」、運動用品店「グローバルスポーツ」などが入居。07年には屋上に地元サッカーチーム「ファジアーノ岡山」のフットサルコートが整備されるなど、入居率は90%以上に達していた。  しかし、ダイエー撤退の影響は大きく、資金力不足もあり、思い切った改装ができない状態だったことから、駅前活性化につながる活用を担える売却先を昨秋から募集。大手不動産業者など8社が手を上げたが「金額面や資金力など総合的に判断」(同ビル)し、デオデオを選定したという。  同ビルの西100メートルに立地する成通岡山ビル(旧岡山会館ビル)の地下1階から地上4階には、業界5位のビックカメラ(東京都)が、昨年11月から売り場面積約1万2千平方メートルの規模で営業している。

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