硫化水素を発生させる方法

最近、入浴剤とトイレ用洗剤を混ぜ、硫化水素を発生させて自殺する方法が増えています。いわゆる自殺サイト、闇サイトで、練炭自殺に変わる方法として紹介されたのがきっかけのようです。

硫化水素を発生させる方法
硫化水素(H2S)は硫黄と塩酸を混ぜると発生します。硫黄は入浴剤に、塩酸はトイレ用洗剤に含まれています(含まれていない商品もあります)。したがって、硫黄成分入りの入浴剤と塩酸系トイレ用洗剤を混ぜると化学反応が起こり、硫化水素が発生します。

■硫化水素自殺の特徴
硫化水素自殺の多くは、浴室でおこなわれ、ガスが漏れないように目張りなどがされています。また、ドアには有毒ガスが発生中で危険であることを告知する張り紙がされています。これらの張り紙も闇サイト、自殺サイトで紹介されている手順のようです。

■硫化水素自殺は流行させたのは誰?
硫化水素自殺が急増中と言っても、年間数人だった自殺者が年間数十人になっただけのことです。これで急増、急増と煽るマスコミもどうかと思います。自殺者数は年間数万人居るのに、その1%にも満たない自殺方法をテレビで大々的に取り上げるのも違和感を感じます。そういう意味では、硫化水素自殺を広めているのはマスコミだと言っても過言ではありません。

■硫化水素自殺は止めよう
有毒ガスを発生させるのは、近隣住民も危険に巻き込むことなるので止めましょう。これは一種のテロ行為です。おそらく残された遺族は莫大な損害賠償を請求されるでしょう。だからお風呂場で有毒ガスなど発生させてはいけません。一人テロをするくらいなら、一人エッチでもして気分転換しましょう。
2008年04月11日 (金) | 編集 | Topページ
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