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インフルエンザ:A香港型流行は東南アジアや中国南部から

 A香港型のインフルエンザウイルスは、東南アジアや中国南部で流行し始め世界に広がることが、国立感染症研究所などの国際共同研究チームの調査で分かった。インフルエンザワクチンは流行するタイプを予想し製造するが、予想精度の向上が期待できるという。17日付の米科学誌サイエンスで発表した。

 A香港型は日本では毎年冬に流行する。遺伝子が突然変異を繰り返して新たな流行が起きる。研究チームは02~07年に世界122カ所で採取されたA香港型ウイルス約1万3000株を分析。その結果、ウイルスが新たな突然変異を起こすのは東南アジアから中国南部にかけてであることを確認した。流行は約半年後に欧州や北米に広がり、約9カ月後に南米に達して終結していた。【関東晋慈】

毎日新聞 2008年4月17日 2時05分

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