1176グラムの赤ちゃん、人工心肺手術成功 静岡2008年04月17日20時04分 静岡県立こども病院(静岡市葵区・吉田隆実院長)は17日、心臓と静脈が正常につながっていなかった体重わずか1176グラムの赤ちゃんの心臓手術に成功したと発表した。赤ちゃんはピンポン球よりも小さな心臓で、人工心肺を使った6時間に及ぶ大手術に耐えた。この方法の手術の成功例としては、国内最小の出生体重という。 赤ちゃんは同県島田市の田中兜惺(とうせい)ちゃんで、昨年11月14日、双子の兄として生まれた。通常左心房とつながる静脈がすべて右心房につながっている「総肺静脈還流異常症」と診断され、生後16日目の同月末、こども病院で手術を受けた。 手術では心臓を約50分間完全に止め、代わりに人工心肺を作動させた。拡大鏡を頼りに極細の糸を用いながら、肺から右心房に流れていた静脈をいったん切り離し、穴をあけた左心房につないだ。 大手術を耐え抜いた兜惺ちゃんは体重が2742グラムに増え、心臓の後遺症もないという。19日にも退院する予定だ。 母親の愛子さん(29)によると、自宅では、生まれてすぐに離ればなれになった弟の湧惺(ゆうせい)ちゃんが待っているという。愛子さんは「退院したら、家族そろって写真を撮りたい」と話した。 PR情報社会
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