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【石川】地域を守る“勇者”募る 小松市消防団が初の広報誌2008年4月17日
家庭に配布 各団の魅力を紹介消防団の魅力を多くの人に知ってもらおうと、小松市消防団は初めての広報誌「KFB(コマツファイヤーブリゲード)マガジン」を三万八千部製作した。五月の広報「こまつ」と一緒に市内の家庭などに配布される。 A4サイズで八ページ。全十八分団や女性分団の紹介、団員の募集記事など写真を豊富に使って見やすい構成になっている。特集記事もあり、大学三年生の団員、高野正太郎さん=第七分団=を取り上げている。 小松市消防団によると、県内の消防団で広報紙をつくるのは白山市、内灘町に続き三番目。今後、毎年五月と十二月に発行する予定という。 同消防団は昨年四月から若手団員らによる広報部会を設置し、八月から広報誌の製作を進めていた。 副団長で広報部会長の岡崎英夫さん(60)は「消防団に入ると命の大切さを再認識し、地域を守らなければという気概が生まれる。大変だが、得られるものは想像以上に大きい」と入団を呼び掛けている。 小松市消防団員の定員は四百二十八人で、四月一日現在の団員数は三百九十七人。記録のある一九六五(昭和四十)年以降、一度も定員に達していない。 (増田育子)
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