ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 大分 > 記事です。

大分

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

済生会日田病院:小児科、時間外診療制限を緩和へ 救急車24時間受け入れ /大分

 日田・玖珠地方の2次医療機関、済生会日田病院(日田市三和)の西田敬院長は15日の医師会理事会で、現在実施中の小児科の時間外救急診療制限を「5月12日から一部緩和する」と報告。特に救急車は「24時間・365日受け入れる」と従来通りの対応に戻る。

 小児科では「軽症患者が夜間など時間外も殺到し、小児科医2人が過重労働」として、3月1日から(1)平日の診療時間外(午前11時半以降)と土・日・祝日の一般外来は受け付けない(2)紹介患者は平日午前9時~午後8時、土・日・祝日午前9時~午後5時(3)救急車は平日午前8時半~午後5時--などの緊急避難措置を取った。

 今回、(1)はそのままだが、(2)は平日、土・日・祝日とも午後10時まで延長し、(3)も常時受け入れる。小児科の危機的状況が広く知られ、時間外受診患者は2月の127人(うち救急患者12人)が3月には12人(同9人)に激減。西田院長は「内科医8人も小児医療への協力を表明。このペースだと夜間もこなせると判断した」と説明する。【楢原義則】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

 

おすすめ情報