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県立新居浜病院:婦人科新設 /愛媛

 新居浜市本郷3の県立新居浜病院に16日、婦人科が新設された。秋には病室や分べん室などを整備後、産科の診察も始まる。地域周産期母子医療センターに指定されている同市の住友別子病院を補完し、東予地域の周産期医療体制の充実を図る。

 県県立病院課によると、愛媛大から派遣された産婦人科医2人が常勤。秋までに分べん室2室、陣痛回復室1室、25床の病床を整備して産婦人科病棟とする。今月1日には、小児科の医師を2人増員し、3人体制になった。秋までに小児科病棟も改修して新生児医療などを拡充する。

 一方、四国中央市の県立三島病院の産婦人科は04年4月から休止。西条市立周桑病院では、07年5月末で産婦人科の常勤医がいなくなり、現在は婦人科のみ診察をしている。同課は「医師不足で地域の病院の負担が重くなっている。効率的、効果的に運用するため新居浜に集約することになった」と説明する。

 県立新居浜病院の村上隆浩・産婦人科部長(45)は「『お産難民』や『がん難民』がいなくなるよう、地域の医師とも話し合い、体制整備を進めたい」と話している。【加藤小夜】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

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