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【独女通信】10代の恋愛事情
2007年08月19日21時00分
元モーニング娘。の辻ちゃんや飯田香織など、最近20代のできちゃった婚のニュースを聞いて焦る独女も多いのではないだろうか。しかし、今や20代どころか、10代でできちゃった!ことが問題になっている都市があるのだ。
その都市とは、北海道の釧路市。2002年の調査では、同市の15〜19歳の人工妊娠中絶率は1000人当たり、27.9件と全国平均の2倍以上に達した。これは都道府県別で見ても、中絶率が鳥取に次いで全国第2位と高い北海道の平均20.9件に比べてもかなり深刻な数字だ。
釧路地域青少年育成フォーラムが主催する「LOVE PROJECT 2007 愛ってなんだ!! in 946」というシンポジウムの中で、10代の危険な(正しい避妊をしない)性行動につながるとされたのが、1.デート・性交渉の場所 2.時間的余裕 3.家族の性の意識という3つのキーワードだ。このキーワードに込められた問題を読み解くことで、望まない妊娠を未然に防ぐことができるという。
まず、最初のキーワードである「デート・性交渉の場所」だが、お金のない10代は、どちらかの家で行為に及ぶことが多いようだ。家の場合、比較的コンドームなどの避妊具を常備しているが、避妊具も100%の避妊率というわけではないし、その場の雰囲気に流されて避妊せずに行為に及ぶケースも多々あるという。さらに危険なのは、商業施設(カラオケやゲームセンター、飲食店など)に行ったあとに、欲望にまかせて車や、屋外で……というケース。商業施設にいったあとどちらかの家に帰ったとしても、避妊率は下がるという。高揚した気持ちのまま行為に及ぶ10代に「避妊」の2文字はないということか。
2つめの「時間的余裕について、パネリストの一人、イルファー釧路代表の宮城島拓人氏によると、「時間的余裕ができたのは外的環境が大いに影響している」という。1980年代から、任天堂のゲームウォッチの普及により、子供の遊び方が集団から個へ、外から内へと変わった。そして、2006年現在で7200万台も普及したと言われる携帯電話の登場により、24時間365日、いつでもどこでも恋人間のコミュニケーションが可能になった。これにより異性が接近するまでの時間が急速に短くなり、エンターテイメント施設の少ない地方では、お互いの家でまったりするうちに……というわけだ。
そして、3つめの「家族の性の意識」。当日出席していた10代の女性は、「私は常にお母さんと話していて、『そういうのは大切なことだから、好きだからといってもダメよ』と言われています。最初は親の考えだけど、それが自分の考えになっていくから、親とはきちんと話したほうがいいと思う」。さらに自分の友達の例も挙げ、「私の男友達はすごく好きな女の子がいて、どうしようもなくてお父さんに相談したら、『本当にその子を大切に思うなら、コンドームも何も持ち歩くな。20歳まで我慢しろ」と言われて、その言葉をちゃんと守って3年以上付き合っている」と見上げた根性の10代男性の話を披露してくれた。
とはいえ、実際に家族間で性関連の話題について会話したことがあると答えた人は、当日会場にいた100人あまりの出席者の中でわずか2人。大人も子供も話を持ち出すきっかけがないのが実情だ。
釧路市では、2000年からこの問題に取り組み、市内の高校を説得。妊娠とは望んでするものであり、10代の妊娠・中絶の危険性を教える講座を開いてまわったところ、2004年度の中絶率は20.0件にまで減ったそうだ。
独女世代においては、性に対する知識や過去の経験からその場の衝動にかられて、後になって後悔。ということは少ないだろうとは思う。ただ、10代が自分の感情に正直であるという部分は独女にとって恋愛の参考になる部分もあるのかもしれない。(赤坂 やすこ)
その都市とは、北海道の釧路市。2002年の調査では、同市の15〜19歳の人工妊娠中絶率は1000人当たり、27.9件と全国平均の2倍以上に達した。これは都道府県別で見ても、中絶率が鳥取に次いで全国第2位と高い北海道の平均20.9件に比べてもかなり深刻な数字だ。
釧路地域青少年育成フォーラムが主催する「LOVE PROJECT 2007 愛ってなんだ!! in 946」というシンポジウムの中で、10代の危険な(正しい避妊をしない)性行動につながるとされたのが、1.デート・性交渉の場所 2.時間的余裕 3.家族の性の意識という3つのキーワードだ。このキーワードに込められた問題を読み解くことで、望まない妊娠を未然に防ぐことができるという。
まず、最初のキーワードである「デート・性交渉の場所」だが、お金のない10代は、どちらかの家で行為に及ぶことが多いようだ。家の場合、比較的コンドームなどの避妊具を常備しているが、避妊具も100%の避妊率というわけではないし、その場の雰囲気に流されて避妊せずに行為に及ぶケースも多々あるという。さらに危険なのは、商業施設(カラオケやゲームセンター、飲食店など)に行ったあとに、欲望にまかせて車や、屋外で……というケース。商業施設にいったあとどちらかの家に帰ったとしても、避妊率は下がるという。高揚した気持ちのまま行為に及ぶ10代に「避妊」の2文字はないということか。
2つめの「時間的余裕について、パネリストの一人、イルファー釧路代表の宮城島拓人氏によると、「時間的余裕ができたのは外的環境が大いに影響している」という。1980年代から、任天堂のゲームウォッチの普及により、子供の遊び方が集団から個へ、外から内へと変わった。そして、2006年現在で7200万台も普及したと言われる携帯電話の登場により、24時間365日、いつでもどこでも恋人間のコミュニケーションが可能になった。これにより異性が接近するまでの時間が急速に短くなり、エンターテイメント施設の少ない地方では、お互いの家でまったりするうちに……というわけだ。
そして、3つめの「家族の性の意識」。当日出席していた10代の女性は、「私は常にお母さんと話していて、『そういうのは大切なことだから、好きだからといってもダメよ』と言われています。最初は親の考えだけど、それが自分の考えになっていくから、親とはきちんと話したほうがいいと思う」。さらに自分の友達の例も挙げ、「私の男友達はすごく好きな女の子がいて、どうしようもなくてお父さんに相談したら、『本当にその子を大切に思うなら、コンドームも何も持ち歩くな。20歳まで我慢しろ」と言われて、その言葉をちゃんと守って3年以上付き合っている」と見上げた根性の10代男性の話を披露してくれた。
とはいえ、実際に家族間で性関連の話題について会話したことがあると答えた人は、当日会場にいた100人あまりの出席者の中でわずか2人。大人も子供も話を持ち出すきっかけがないのが実情だ。
釧路市では、2000年からこの問題に取り組み、市内の高校を説得。妊娠とは望んでするものであり、10代の妊娠・中絶の危険性を教える講座を開いてまわったところ、2004年度の中絶率は20.0件にまで減ったそうだ。
独女世代においては、性に対する知識や過去の経験からその場の衝動にかられて、後になって後悔。ということは少ないだろうとは思う。ただ、10代が自分の感情に正直であるという部分は独女にとって恋愛の参考になる部分もあるのかもしれない。(赤坂 やすこ)
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