東芝の伊藤獲得へ 大型日本人選手 リバウンド強化を図る(04/17 10:14)
バスケットボール男子日本リーグのレラカムイ北海道を運営するファンタジア・エンタテインメントが、東芝(昨季7位)の元日本代表センター、伊藤俊亮(28)の獲得に乗り出していることが16日、分かった。伊藤は同日付で移籍選手リストに公示された。
神奈川県出身の伊藤は身長204センチ、体重110キロ。2002年に中大から東芝に入団。インサイドでの体を張った力強いプレーが持ち味だ。
昨季はレギュラーシーズン34試合(うち先発9試合)に出場し、東芝の日本人選手で最多の107リバウンド(1試合平均3・15)を記録、1試合平均3・88得点を挙げた。昨年12月のオールスター戦(札幌月寒アルファコートドーム)ではレラカムイの選手らと東軍で出場した。
日本代表には中大4年だった01年のアジア選手権で初招集され、06年の世界選手権などに出場している。
最下位に沈んだ昨季のレラカムイの1試合平均リバウンドは34・4でリーグで2番目に少なかった。08−09年シーズンは同時にコートに立てる外国籍選手が2人から1人に減るため、高さと強さを兼ね備えた大型日本人選手の補強を最優先課題に挙げていた。