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2007年5月27日 (日)

涙の川を越えて

♪そのとき僕が微笑んでいたとしても

心は涙を流しているかもしれない♪

私の好きなオフコースの古い曲で、そんなフレーズがあります。

(アルバム「Three and Two」心のままに)

この曲のフレーズにはいつも、心打たれるものがあります。

講師は、いつも笑顔で講義をします。

そして受講生のみなさんを勇気付け、合格に力強く導きます。

しかし、講師だってプライベートがあり、日々、

「ショック」

なこと、

「いたたまれない」

ことに出会います。

講師はそれを、絶対に出してはなりません。

心は土砂降りでも笑顔で講義する!

それが講師です。

①私は、ここ2日間ブログの更新を休んでしまいました。

細かいことは省略しますが、プライベートでものすごい

「ショック」

なことがあって、食事ものどを通らなかったのです。

何もする気が起きず、何をしても楽しくありませんでした。

本当のことを言うと、今でもこの傷は癒えていません。

みなさんも、こういうことがたまにないでしょうか。

たいていの方は、経験されることだと思います。

②しかし、そんなときでも、講師は笑顔を絶やすことはできません。

このような個人的な

「負の感情」

を表に出してしまったら、プロとして失格です。

受講生のみなさんに、最高の

を送り、

絶対合格するんだ」

鼓舞するのが講師の仕事です。

それはどんなことがあっても

「何が何でも」

継続しなければならないのです。

③私の知っている講師の先生は、

「奥様が緊急入院」

されたときでも本当に楽しい講義を展開されていました。

後で事情を知って本当にびっくりしました。

私は、とてもそこまではできません。

ただ、

「講師として生きていく」

以上は、いずれそのレベルにまで達しなければならないのでしょうね。

講師は何があっても、平常心ワクワクする講義を展開します。

それは、講師がプロだからです。

プロは、何があってもまずは

「目の前の仕事」

をしっかりと片付けます。

これは、どんな世界のプロでも同じです。

歌手の美空ひばりさんは、

「立って歩けないほどの容態」

でも、コンサートツアーでステージを演じきりました。

また、吉本新喜劇のある芸人さんは、

「お父さんが危篤」

でも、舞台に出て明るく振舞い、観客を笑わせました。

私など、とてもお呼びでない世界です。

ただ、私のような講師も、受験生のみなさんも

「プロ意識」

は、失ってはならないと思います。

人はみな、日々の生活の中で、山ほどのストレスを抱えています。

ときには、本当にショックなこともあります。

しかし、

「真のプロ意識」

があれば、何があってもある程度ガンガン突き進めるのではないでしょうか。

受験生のみなさんにとって、試験勉強は

仕事

であり、今取り組んでいる

プロジェクト

なのです。

何があろうと、最後までやり遂げましょう。

                                                      

私は昨日一人の受講生の方から

「あのブログを毎日見るようになって、気持ちが高まり、やる気が出るようになった」

と本当にうれしい言葉をもらいました。

こういう方が一人でも二人でもおられる以上、私は仕事を

「精力的に」

こなさなければなりません。

それは、私の責任です。

受験生のみなさんも、講師も、一つ一つ

「涙の川」

を越えて行くのでしょう。

みなさんも、日々の受験生活で、どうしても我慢がならない、

「涙の川」

がいくつかあると思います。

しかし、それを越えて前に進むことこそが

「学習」

なのです。

講師も毎日学習しています。

みなさんもぜひ、明るく、力強く励んでください。

涙の川を越えていく勇気を持ちましょう。

それは必ず、

「新しいあなた」

への第一歩であるはずなのです。

                                                                                                           

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