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Windows Server 2003 Tips
SSH サーバー構築

SSH は Secure Shell の略。ネットワークを介してサーバへログインしたり、データのやり取りをするためのプログラムで、このプロトコルを利用することによりデータやパスワードを暗号化、安全性が保障されていないインターネット上でも比較的安全に通信を行うことが出来るようになります。

実際私の場合、外部のコンピュータから我が家の Windows Server へアクセス。データのやり取り、ログの監視、またローカルネットワークにおけるクライアント・コンピュータとのファイル交換等々に大変役立っております。

このコーナーではフリーで提供されている freeSSHd というプログラムを用いて Windows Server 上に SSH サーバーを構築する方法を説明致します。

クライアント・コンピュータにも同様にインストールしておけば外部媒体を全く必要としないのでストレスフリーです。

☆ freeSSHd を Windows Server に

サイト freesshd.com の上部にある Download メニューをクリック、 freeSSHd.exe をデスクトップ上にダウンロードして下さい。

ダウンロードした実行ファイルのアイコンをダブルクリック。

すると以下のセットアップウィザードが開くので " Next " をクリックします。

最初に freeSSHd をインストールするディレクトリを尋ねてきますのでそのまま " Next " をクリックして下さい。

" Full installation " を選択して " Next " をクリック。

次の " Select Start Menu Folder " も " Next " をクリックします。

さらに " Select Additional Tasks " では " Create a desktop icon " のチェックをはずして " Next " をクリック。

そして " Install " をクリックするとインストールが始まります。

インストールが終わったら " Close " をクリック。

すると以下のダイアログ ( 秘密鍵を今作りますか ) が表示されるので " はい " をクリックします。

また "サービスとして freeSSHd を開始しますか " と訊かれるので、ここでも " はい " をクリックして下さい。

" OK " をクリックして、最後に " Finish " をクリックするとセットアップウィザードは終了です。

☆ freeSSHd の設定

タスクトレイにある freeSSHd のアイコンを右クリック。
" Settings ... " でマウスを放します。

freeSSHd Settings という設定画面が開きますので必要な設定を行っていきます。

[ Server status ] :

デフォルトの状態 ( 下記画像 ) のままにして下さい。決して Telnet の " Click here to start it " をクリックしてはいけません。

[ SFTP ] :

リモートログインしたときに開くサーバー側のディレクトリーを指定します。

例えばサーバー側のマイドキュメントにアクセスさせたければ、$HOME¥ を
C:¥Documents and Settings¥Administrator¥My Documents に変更します。

[ Users ] :

ログインできるユーザーの設定です。

ログインユーザーを追加するために " Add ... " ボタンをクリックします。

Login の入力欄にはログインするユーザーの名前を入力します。Authorization はデフォルトの " NT authentication " ではなく " Password stored as SHA1 hash " を指定。Password 入力欄にパスワードを入力。確認のため Password(again) にも同じパスワードをタイプ。

User can use の全てにチェックを入れます。

" OK " をクリックすると以下のような画面になります。

[ Host restrictions ] :

ログインできる IP アドレスに制限をかけます。

" Allow only these IP addresses " をチェックします。私の場合ローカルエリアにあるパソコンからの接続だけなので 192.168.11.* としました。

[ Logging ] :

ログを取得する、もしくはしないの設定です。

私の場合ログを取得するので " Log events " にチェックを入れました。Log file の場所はデフォルトで OK だと思います。

[ Automatic updates ] :

" Check for new version on startup " のチェックをはずします。

新しいヴァージョンに置き換えるときは一度アンインストールしてから新規にインストールし直した方がいいようです。なぜか私の環境ではループ状態 ( 新しいヴァージョンをインストールしますかというダイアログが何度も表れます ) になりました。

以上で全ての設定が完了致しました。

☆ 接続テスト ( ローカルエリア )

実際にクライアント・コンピュータから Windows Server に SSH プロトコルを使って指定したディレクトリにアクセスしてみます。

準備としてクライアント・コンピュータにフリーの SFTP クライアントソフト WinSCP をインストールします。

最新の Multilanguage installation package を ココ からダウンロードしてインストールして下さい。

WinSCP を起動させたら以下のように入力します。ホスト名は Windows Server のローカル IP アドレス、またユーザー名、パスワードには User Properties で入力したものと同じものを入力します。そして " ログイン " をクリック。

以下のようになれば成功です。

接続できないときはサーバー側のポート 22 を開放します。Windows Server の Windows ファイアーウォールの " 例外 " タブから " ポートの追加 " ボタンをクリックして名前に ssh 、ポート番号に 22 を入力 " OK " をクリック。

左のエリアがクライアント・コンピュータ。右のエリアが ( freeSSHd がインストールされている ) Windows Server です。

使用方法はマウスで相互のファイルやフォルダーをドラッグするだけです。

Telnet がお得意の方は putty.jp を使ってターミナルでログインすることも可能です。

クライアント・コンピュータに puttyjp をダウンロード。ファイルを展開して puttyjp.exe をダブルクリック。ホスト名に 192.168.11.86 を入力して " 開く " をクリック。設定したユーザー名およびパスワードをタイプしてログインします。

ただしそのままだと文字化けを起こしますので " 設定変更 " から " ウインドウ " 、" 変換 " と辿り " 文字コードの設定 " を EUC-JP から Shift_JIS に変更します。

冒頭にも記載したように、この freeSSHd をクライアント・コンピュータにもインストールしておくと相互のファイル交換が大変楽になります。

もちろん 静的な名前解決 がなされていればドメイン名でのアクセスも可能です。

最後にセキュリティ保護の観点からもアクセスさせるディレクトリはシステムディレクトリ ( C:¥ ) 以外にしておくのが望ましいと思われます。




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