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偽造「聖徳太子」294枚密輸容疑、自称韓国人を逮捕

2008年04月16日21時39分

 東京税関成田税関支署と成田空港署は16日、聖徳太子が描かれた偽造の旧1万円札294枚を密輸入しようとした疑いで、自称韓国籍の会社役員朴基鍾容疑者(46)を関税法違反と偽造通貨輸入の容疑で逮捕、千葉地検に送検したと発表した。同地検は同日、千葉地裁に起訴した。

 調べでは同容疑者は3月26日午後0時20分ごろ、中国・大連から成田空港に到着した際、衣服のポケットに偽造紙幣を隠して密輸入しようとした疑い。税関検査場内で不審な動きをしていたことから検査官が調べたところ、見つかったという。「大連のホテルで北朝鮮系の中国人から預かった。偽造かもしれないと思った」と供述しているという。

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