書で文学散歩
書で文学散歩 06/20 12:45

北九州市にゆかりのある松本清張などの作家の文学碑や、作品の一節を書き写した書道の作品展が、北九州市で開かれています。

北九州市門司区の旧大阪商船ビルで開かれている、「書の文学散歩門司港レトロ展」には、北九州市にゆかりのある松本清張や、劉寒吉などの作家の文学碑や、作品の中の1フレーズを書き記した作品、およそ50点が展示されています。

筆を執ったのは誰にでも読めて親しめる、「近代詩文書」という表現方法を用いる書道団体・竹翠書道会の会員です。

会場には、市内の和布刈神社にある、松本清張の小説「時間の習俗」の文学碑の一節や、俳人・高浜虚子が、壇ノ浦の戦いで滅びていった平家をうたった句も題材に選ばれています。

この作品展は22日金曜日まで開かれています。