福岡県うきは市の小学校に、1日だけの水族館が開館し、山里の子どもたちが、海の生き物について実際に触れながら学びました。

うきは市立姫治小学校の体育館ではきょう、ガラスの水槽9基とプール2基を設置して、20種類、およそ100匹の生き物を展示したほか、ラッコやイルカなどの標本も並べました。

姫治小学校のほかに、山間部の3つの小学校の児童らが参加して、福岡市のマリンワールド海の中道の学芸員から、海の生き物が身を守るための様々な方法などについて説明を受けました。

またプールでは、子どもたちがネコザメやウニなどにさわって感触を確かめていました。

マリンワールドからおよそ60キロ離れた山里の子どもたちは、2年に1度、学校行事で海水浴に行くことはあるものの、生き物に触れる機会は少ないということで、様々な生き物に、興味深そうに見入っていました。