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中国で仏系スーパーに不買運動・聖火妨害に抗議

 【広州=阿部将樹】チベット騒乱の鎮圧に端を発し、パリでの北京五輪の聖火リレーが激しく妨害されたことを受け、中国で仏小売り大手カルフールでの不買を呼び掛ける運動が始まった。「カルフールで買い物はしないように」とする発信者不明の携帯電話のメールが若年層を中心に広がっている。カルフール側は「一貫して北京五輪を支持している」と強調、困惑を隠せないでいる。

 カルフールは中国で80店舗を展開している。先週末ごろから「北京五輪期間のちょうど3カ月前にあたる、5月8―24日はカルフールでの買い物はやめよう」と訴える携帯メールが中国全土で広がり始めた。

 メールは「カルフールの大株主は(チベット仏教最高指導者の)ダライ・ラマ14世に資金援助している。チベット独立を支持するフランス人も多い」などと批判する内容となっている。(02:02)

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