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【社会】名古屋に鉄道博物館 歴代の新幹線、一堂に2008年4月16日 朝刊
JR東海は歴代新幹線の実車やリニアモーターカーの最新技術などを展示する「鉄道博物館」(仮称)を名古屋市港区の名古屋港金城ふ頭に建設することを決めた。市が進める「モノづくり文化交流拠点」の一画に造り、早ければ来年にも着工し、2011年度に開館する見通し。松本正之社長は15日の記者会見で「できるだけ早く完成させ、JR東海が受け継いできた日本の高速鉄道の歴史と技術を後世に伝えたい」と話した。 鉄道博物館はJR東海の20年来の構想。同社が保存する初代新幹線0系をはじめ、在来線も含めた数十両の実車展示が目玉だ。開発を進める超電導リニアモーターカーの実験車両や愛・地球博(愛知万博)のパビリオンでも紹介したリニア開発技術の展示なども盛り込む計画。土地は市側が用意し、博物館の建設費用は数十億円規模とみられる。 モノづくり文化交流拠点は名古屋市が進める4大プロジェクトの一つ。第3セクター鉄道「あおなみ線」の金城ふ頭駅に隣接する約60ヘクタールに整備される計画だ。 名古屋の産業技術の継承、産業振興・産業観光の推進が狙いで、大人も子どもも楽しめる施設、大型客船が停泊できる岸壁、飲食店の建設が検討されている。市やJR東海が出資するあおなみ線の利用者増加も期待される。
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