療養病床が減少

 慢性疾患の高齢者らが長期入院する「療養病床」の減少が続いている。厚生労働省がこのほど発表した医療施設動態調査(今年1月末概数)によると、病院の療養病床は34万2,823床(前月比154床減)、一般診療所の療養病床は1万8,693床(同80床減)で、病院と診療所を合わせた全国の医療施設の療養病床は、前月から234床減って36万1,516床となった。

 全国の医療施設の病床総数は177万985床で、前月から1,055床減少している。このうち、病院は161万7,570床(同575床減)、一般診療所は15万3,241床(同489床減)、歯科診療所は174床(同9床増)。

 一方、医療施設の総数は17万6,175か所で、前月から119か所の減。内訳は、病院8,842か所(同2か所減)、一般診療所9万9,493か所(同78か所減)、歯科診療所6万7,840か所(同39か所減)で、いずれも減少している。

 このうち、療養病床を持つ医療施設も減少傾向にあり、病院は昨年12月から5か所減の4,123か所、一般診療所は11か所減の1,850か所となった。



更新:2008/04/16 19:23     キャリアブレイン

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