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へき地医療医師確保奨学金:県、貸与生を追加募集 今年度分、1人程度 /愛媛

 県は16~30日、今年度の県へき地医療医師確保奨学金貸与生の追加募集を行う。人数は1人程度。県内でへき地医療に従事する意思があれば出身地は問わない。

 同制度は大学(自治医科大を除く)の医学履修課程3年生から卒業までと、初期臨床研修の期間(2年を限度)が対象。在学中は月額10万円、初期臨床研修期間は同4万円を貸与する。貸与期間と同じ年数、知事が指定する医療機関などで勤務すれば返還を全額免除する。応募には大学の成績証明や学長または学部長の推薦調書、レポートなどの提出が必要。問い合わせは県医療対策課医療政策係(089・912・2449)まで。

 県内の人口10万人あたり医師数は06年末現在232・8人で、全国平均(217・5人)を上回っているものの、八幡浜・大洲圏域では183・7人にとどまるなど地域間格差が大きい。そのため06年度から同奨学金制度を始めたが、08年度は2人程度の募集に対し1人しか応募がなく、追加募集に踏み切った。【古谷秀綱】

毎日新聞 2008年4月16日 地方版

 

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