| 「30代で“Perfumeです！”ってやってたら楽しいだろうな（笑）」（かしゆか） |
■ここ半年くらいで本格的なブレイクを迎えて、Perfumeをとりまく状況は大きく変わりましたよね。
のっち：ぜんっぜん違いますね。
あ〜ちゃん：スタッフさんの数が増えて、衣装もたくさん増えて。あと、取材のときにメイクさんが付くんです！
かしゆか：今までは自分でやってたんです。
あ〜ちゃん：テレビに出させてもらえることも多くなったしね。
■でもまわりはずいぶん変わったけど、Perfumeの3人はあまり変わらずマイペースにやってるように見えるんですが。
あ〜ちゃん：う〜ん。正直に言って、今はひとつずつやっていくのに精一杯で、だからここ半年間くらいのことはよく覚えてないんです（笑）。でも、毎日がすごく濃かったです。
かしゆか：自分たちではわかんないんですよね。大人になるにつれて成長したとか、そういう部分はあるんですけど。でも、ライブの会場が大きくなったり、ツアーができるようになったり、そういう変化はすごく実感します。Perfumeを知ってる人がこんなに増えたんだって思って、それはほんとうれしい。例えば今度のツアーは行ったことのない四国でライブするんですよ。ちょっと緊張しちゃう。
■Perfumeは地元が広島ですよね。四国は近いようでいて……。
あ〜ちゃん：そうなんです。行ったことないんですよ。四国って何が有名なんですか？
かしゆか：みかん。
のっち：土佐犬。
あ〜ちゃん：土佐犬ってなに？
のっち：土佐犬ってね、でっかいブルドッグみたいなやつが闘うんよ。
かしゆか：土佐ってどこなんですか？
■高知県ですね。
かしゆか：知らなかった。
あ〜ちゃん：そうなん？ ぜんぜんわからん。
■ともかくツアーは楽しみですね。最後にPerfumeの今後の目標について聞かせてください。
あ〜ちゃん：自分たちを見失わないようにしたいです。今「Perfumeいいね〜」って言ってくださる方がたくさんいて、こういうふうにしたらもっといいんじゃないか、っていう案がいっぱいあると思うんです。だけど自分たちは自分たちだから、今までやってきたことをくずす必要はないし。自分たちのこだわってる部分って、前面には出さないけどいっぱいあると思うんですよね。そういうところはやっぱりなくしたくない。
かしゆか：変えちゃいけないところもあると思うんです。
あ〜ちゃん：うん、ずっとPerfumeのままでいたいです。ひとりひとりがソロでどうのこうのとかそういうのではなくて、やめるときは3人同時に。
かしゆか：うん、3人同時にやめますよ。
■いやいや、やめないでくださいね（笑）。
かしゆか：たぶんそれは30代後半以降の話ですね。でも30代で「Perfumeです！」ってやってたら楽しいだろうな（笑）。
（インタビュー・文 / 大山卓也）
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「30代で“Perfumeです！”ってやってたら楽しいだろうな（笑）」（かしゆか） |
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